Maltese Chopper “Bronze”(1974 年)
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マルティース・チョッパー “ブロンズ”
ブランド:East West Musical Instruments Co.
East Westのレザージャケットの中で最もRockを感じさせる過激なモデルがこの“マルティース・チョッパー”。フロントとスリーブにフレイムス(炎)、背中にファルコン(イーグル)がペイントされ、独特な形状を持つヨーク前後にはディフォルメされたマルタ十字(Maltese Cross)が配置されている。当時制作されたマルティース・チョッパーは僅か 100 着程度と推測されており、通常はボディがシルバーで、ヨークは前後ともブラックであるが、今回ご紹介しているこの個体はボディがブロンズ(金色もしくは銅色)で、ヨークは前がブロンズ、後がブラックという超スペシャル。このペイントが施されたマルティース・チョッパーは世界にこれ1着しか存在しない。1974 年に East West の Steve Rebuck が仕上げたもので、2012 年に South Paradiso Leather のデザイナー、Romulus(Joel)Von Stezelberger の手に渡り、その後 2019 年に日本に輸入され、写真集「ロック・レザーズ」の撮影でモデルの NAMADA 嬢が着用した個体そのもの(表紙にも登場)。インサイドには East West のタグが付き、Steve Rebuck の直筆サインが入っている。1970 年代に普段着用されていた古着ゆえに、全体に渡って経年に伴うペイントの劣化や剥がれ、汚れ、傷が随所にあり、古い皮革製品特有の匂いもある。無論着用も可能だが、現状のままアートピースとしてディスプレイなさるのがベストな楽しみ方かもしれない。
●ご注意:ご購入に際しては、説明に記載された商品のコンディションについて、充分なご検討とご理解をお願い申し上げます。
着丈:約53cm
肩幅:約45cm
袖丈:右約62cm、左約60cm
<ブランドの解説>
East West Musical Instruments Co.
(イースト・ウエスト・ミュージカル・インスツルメンツ・カンパニー)
ハワイ出身のNorman Stubbs が中心となって、1960 年代半ばのサンフランシスコで立ち上げたレザーブランド。ヒッピー・ムーブメント華やかりし時代からアメリカがベトナム戦争から撤退した1970 年代半ば頃まで数多くのモデルを発表し、そのデザインは、あまた存在したレザーブランドの中で一際異彩を放ち、当時のアメリカの若者たちから圧倒的に支持された。カリスマ性は未だ健在で、現代も根強い人気を誇っている。